寝るときは左右どちらを下にしたらいいですか?

この質問はよくいただきます。

テレビや健康番組などで、

「右側を下にして寝ると良い」
「左側を下にした方が良い」

という話を聞いたことがある方も多いと思います。

実際に、横向きで寝ることには気道が確保されやすくなる、胃や消化器の状態によって楽に感じる場合があるなど、姿勢による特徴があります。

しかし、睡眠中ずっと同じ方向を向き続けることが、すべての人にとって最適とは限りません。

大切なのは寝返りができること

人は寝ている間、無意識に何度も寝返りをしています。

寝返りには、腰・骨盤・股関節・肩周りなど、全身の動きが関係しています。

身体が柔らかく動ける状態であれば、その時の状態に合わせて自然に姿勢を変え、同じ場所へ負担が集中しないよう調整しています。

逆に、腰や股関節周辺の筋肉が硬くなっていたり、身体の動きが悪くなっていたりすると、寝返りが少なくなり、同じ姿勢で長時間寝続けることがあります。

つまり、「右向きが正解」「左向きが正解」と決めることではなく、自然に姿勢を変えられることが、睡眠中の負担を減らすことにつながります。

寝る姿勢よりも、姿勢を変えられる身体

寝方を無理に変えるよりも、自然に寝返りができる身体づくりの方が大切です。

身体が本来持っている動きを取り戻すことで、睡眠中もその時の状態に合わせて無理なく姿勢を変えられるようになります。

康円の考えでは、どちらを下にするかよりも、身体が楽に動ける状態であることを大切にしています。

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